大理石建材・天然石複合板のBOSストーン株式会社

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施工のポイント

1. 下地

  • コンクリート下地
  • 壁・床ともに、不陸や段差のない下地に施工してください。

    想定される下地:コンクリート、合板、ケイカル、石膏ボード

    下地処理用パテ材や下地調整塗材などで、段差がなく平滑な下地にした上で当社製品を施工してください。

  • 合板下地
  • ケイカル下地
  • 下地が荷重などによって捻じれたりたわんだりすると、当社製品が破損する恐れがあります。

2. 接着剤

  • くし目 全面塗布
  • 壁・床ともに、接着剤を全面塗布し圧着張りしてください。

    くし目ごてなどを使用して対象面に均一に接着剤を塗布してください。接着剤は、1液性/2液性ともご使用いただけます。施工場所に合わせた適切な材料かつ、石材が汚染されにくい接着剤をお選びください。

    場合により、工業用両面テープと併用することも推奨します。(HS工法など)

  • セメダイン社製 接着剤
  • だんご張りはNG
  • ビード状に接着剤塗布することも可能ですが、圧着時に接着材が全面に行きわたるように塗布量を調整してください。
    だんご張りは、当社製品に変形をきたす恐れがありますので、おやめください。

3. 目地

  • 目地をとった床事例
  • 壁・床ともに、目地をとってください。

    壁の場合の目地は2mm以上、床の場合の目地は3mm以上の目地をとることを強くお勧めします。

    非汚染タイプの弾性目地材(変性シリコーン系シーリング材)をお使いください。また、お使いになるシーリング材に適したプライマーが必要な場合があります。

  • 目地をとった壁事例
  • 弾性目地材
  • 当社製品と隣り合う部材(当社製品であったり、壁や床など)が、構造物の揺れなどによりぶつかり合うと破損する恐れがあります。そのため目地は必要となります。また、洗面や浴室などでは防水目的でも必要となります。

4. 切る 孔を開ける

  • 卓上機による石材カット
  • 施工現場で、切る・孔を開けるができます。

    切る場合は、ディスクグラインダー(ベビーサンダー)や卓上機。
    孔を開ける場合は、インパクトドライバー。

    石材加工用のダイヤモンド刃を使い、石材チップを極力避けるための養生テープもお使いください。(*石材加工作業時には、事故やケガに十分お気を付けください)

  • ディスクグラインダーによる石材カット
  • ドライバーによる孔開け
  • 注文製作では次の仕様に対応しております。
    ・mm単位の指定サイズ製作
    ・加工位置指定の開口加工
    ・型板形状での製作
    ・柄合わせ製作 など

5. より強固に固定する

  • 金具を使った固定
  • HYD-AHアルミハニカム複合板裏面に穴を開け下地に金具固定

    HYD-AHアルミハニカム複合板裏面はドリルで容易に穴をあけられます。

    下地にビスなどの金具を取り付け、HYD-AH裏面に開けた穴に金具を挿入します。
    接着剤を流し込めばさらに強固に固定できます。